のぶのチャレンジDiary

笑顔日和 ~楽しく繋がる 楽しさ合わさる~

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教員から見る夏休みの課題について

今日は8月31日

 

世の中の子どもを持つ親には

・やっと子どもたちの宿題のお手伝いが終わる

・やっと9月から子どもが学校に行ってくれる

 

と思っている方も多いのではないでしょうか?

 

夏休みの宿題 本当に大変ですよね。

 

子どもたちも夏休みはいる直前には

「7月中に終わらせて、8月遊びまくろう~!」

とか言って、楽しそうに計画をうきうき立てているのですが、

 

いざ夏休みに入ると

主要教科(国算社理)の問題集はとりあえずやる!

自由研究・読書感想文・図工関係は後回し・・・

 

そして、やってないことに気付く親が

一生懸命子どものお尻に火をつけて、頑張らせる(本当ありがたいことです。)

 

8月末に猛スパートをかけられた子どもたちは

泣く泣く

「来年こそは7月におわらせてやる~」と心に誓い

新学期を迎えるわけですね。

 

そこで、子どもも大人も一瞬考えることがあります

 

「そもそも夏休みの宿題って必要なの(。´・ω・)?」と

 

私は小学校教員を5年勤めています。

決して、キャリアを積んだベテランというわけではありません。

しかし、これまで勤めてきて、考えてきましたが

 

結論 

 

夏休みの宿題は必要ありません!

 

「いやいや、教員がそんなこと言ったらいかんだろ」

という方もいると思いますが

 

いろいろ考えを述べさせてもらおうと思います。

 

夏休みの宿題が必要ない理由は

「夏休みは学校生活で学べない・体験できないことに挑戦する・そしれリラックスする期間だ」

と考えているからです。

 

学校が始まると8時~16時は学校で生活します。

登下校や放課後の活動なんかも含めると子どもたちの拘束時間は

7時~18時なんてこともざらでしょう。

これが毎日続きます。

更に加えて、宿題をする時間・習い事に行く時間なんかを考えると

子どもたちの自由時間はほぼ0に等しいでしょう。

 

こんな状況で、子どもたちの自立心は育つでしょうか?

子どもたちが興味を持った事柄について深く考え、行動に移すことができるでしょうか?

 

これでは、子どもたちはパンクをしてしまいます。

 

そこで、夏休みです。約1か月の休みがあることで、各段に時間に余裕ができ、

心をリセットすることもできるし、かつ好きなことにチャレンジすることもできるでしょう。

 

なのに宿題がたくさんあっては、せっかくの夏休みが意味を成さないではありませんか。

 

また、夏休みに答えを写しながらやる勉強になんの価値もありません。

宿題を出すことには意味はないのです。

何を学び、どう考え、どう答えに結び付いたのか

その過程が勉強の意義であり、勉強することの意味なのです。

 

夏休みという、教員の目の届かないところでする

大量の宿題なんかは大した意味もありません。

だから夏休みの宿題は必要ないです。

 

ここからは大人(教師・保護者側)の事情

 

教師として、夏休みに危惧しているのが

子どもの学力の低下です。

 

かしこい子は放っておいても賢いままですが

 

言葉が悪くて申し訳ないのですが、

 

学力の低い子ども

努力で学力を保っている子ども(地頭がよくない子ども・・・定期考査や単元テストはまあまあできるけど、まとめテストや広範囲のテストで点が悪い子ども)

 

は、勉強しない期間が長いと

すぐ勉強した内容を忘れてしまいます。

つまり学力が低下します。

 

 

だから、

「2学期いいスタートが切れるように

頑張ってやってきてくれよ。」

「塾も行けないもんな。だけど大丈夫。これだけは絶対夏休みにやってくれよ。1学期の復習だ」

 

と熱い思いを持って、気合が入りすぎて

多くの宿題をだしてしまうのです。

 

 

ただ、 勉強のできない・しんどい子どもは

教師や保護者の協力がないとまともに学習できないでしょう。

だから答え写しや宿題放棄に走ります。

 

だから、宿題を出そうが出さまいが

正直なところ学力に関係ありません。

やらない子はやりません。

 

 

だから自分は夏休み前の個人懇談で

必ず、保護者と子どもの学力に応じて宿題の内容の精選を一緒に行います。

 

やれる量だけさせる。

一人でできるような手立て(答えではなく、解法を書いたヒントプリントとか、教科書の該当ページを振るとか)を行う。

 

ちゃんと手立てがあれば宿題の意義が出てくるでしょう。

 

 

 

さぁ宿題が必要ないからと一切出さなくなると

一番困惑してしまうのはだれか分かりますか?

 

それは、保護者です。

 

子どもは宿題がないとラッキー

教師は宿題がないと、忙しい2学期のスタートから徹夜で丸つけをしなくても済むので超ラッキー

 

保護者は、子どもが宿題・勉強していると安心するものです。

子どもが朝から宿題もせず、友達とゲームばかりして遊んでいると

不安になるでしょう?

 

自分は宿題は(子どもの成長のためには)必要ないと思いますが

保護者にとっては、大事な精神安定剤になっていると思います。

 

ただ、これが薬と一緒でたくさん摂取しすぎると、かえって心配・焦りになるんですよね。

「宿題多すぎて、手伝うのも大変」

「なんで、こんなに宿題を出すのかしら」

 

子ども・保護者・教員それぞれにいい意味で見返りがあるように

宿題の量や質を調整できるようになっていくことがベストですね。

 

しかし、宿題の量に関しては一教師の勝手な判断で決められるものでは

ありませんから、あまり担任の先生をいじめないであげてくださいね。

 

宿題は学校や自治体はたまた一般企業なんかの意向も関わっていますから

 

 

何か疑問が生まれましたか?

もしかして、

宿題って全て、学校の先生が出しているものだと思っていませんか?

 続きは次の記事で!